将棋の竜王戦1組出場者決定戦が5月8日に行われ、久保利明九段(44)が稲葉陽八段(31)に117手で勝利した。久保九段は1組3位となり、上位5人までの本戦出場を決めた。
タイトル7期、一般棋戦優勝6回を誇る久保九段は、勝てば本戦出場が決まる一局で、得意とする振り飛車の中から向かい飛車を採用。自身と同じ関西出身の実力者・稲葉八段に対し中盤以降、じわじわとリードを広げると逆転のきっかけを与えず、落ち着いた指し回しで押し切った。
タイトルをかけた番勝負には14回出場の経験がある久保九段だが、竜王戦においては挑戦の経験なし。本戦では2度勝てば挑戦者決定三番勝負まで到達する好位置からスタートする。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース